仙人草の咲く庭で

犬と一緒に散策する里山スケッチ。自然界のさまざまな存在や、見えない世界へと誘われる心のスケッチ、モノローグ

阿射加神社、、水屋神社へ

4月18日

今日は知り合いの車に乗せてもらって、松阪市飯高町赤桶にある

水屋神社へ行った。

途中、松阪市小阿坂町にある猿田彦大神を祀る

阿射加神社(あざかじんじゃ)に立ち寄った。

参拝した後、誰もいない境内でお昼の休憩をさせていただいた。

見るからに格式の高そうな神社であるのに、全く人気(ひとけ)がない。

(それがまたいい!)

友人は私がおにぎりを食べている間、リラを弾いて楽しんだ。

車が通る音もなく、静かな境内はトンビやウグイス、

そして賑やかなカラスの声が響き渡るイヤシロチ。

友人はカラスとセッションといった風情。

リラを弾き終えて、今日はこれで完結!と

とても満足したようだった。

友人が演奏を終えておにぎりを食べ始めたので、

交代して私がリラを弾いた。

適当な演奏でも綺麗に聞こえるのが、ペンタトニック・スケールに

チューニングされているこのリラのいいところ。

 

ますます気が和んでリラックスしたところで、

目的地の水屋神社へと向かった。

 

阿射加神社 http://www.genbu.net/data/ise/azaka_title.htm

伊勢地方は土地もなだらかで、気候も穏やか。

農業漁業ともに盛んで、遠い昔この伊勢の地が栄えて

国の中心地になったということは想像に難くない。

阿射加神社で調べてみると、

伊勢の中でも阿射加神社の立つ阿坂の辺りは最も古くから

開けた土地で、最も肥沃な土地であったと記されていた。

なるほど、この辺りは古くは伊勢の中心地だったということらしい。

鎮守の森は伊勢地地方の昔からの植生が残る貴重な森で

天然記念物に指定されているとも記されていた。

気が落ち着くはずだ。境内の樹木もどれも立派だった。

 

心も晴れ晴れと水屋神社に到着すると、

儀式に備えて人が集まって来ていた。

毎年4月18日に行われるお祭りでもあるのだが、

今年はちょうど天皇皇后両陛下が伊勢神宮に参拝し、

退位の報告の儀式が執り行われる日程と重なり、

内宮での儀式と時を同じくして、水屋神社でも儀式が

執り行われた。

 

山伏の人たちやら種々様々な人々が集って、それぞれの想い

それぞれの信仰に従って祈りが捧げられたが、

個人的に一番印象に残ったのは、山伏の人が焚いた護摩火に

生の檜の枝をくべた時にとても濃ゆい真っ白の煙が立ち上って、

流れていく様だった。

穢れが浄められたような気がした。(気のせい?)

満月の1日前でもあり、ちょうどいいタイミングだった。

 

浄化といえば、前日にニュースでパリのノートルダム寺院

塔が燃え落ちる、311を彷彿とさせるような強烈な映像を見た。

これまで人々が崇めていた権威や、権力が失墜していく

ひとつの象徴のような気がした。

私たちの生きている時代を取り巻いているものが、確実に

音を立てて変わっていっているような気がする。

最近、青サギさん(私にとって節目を知らせてくれるメッセンジャー)を

よく見かけるのは、そういう意味だったのかな(?)と

いつもの癖で関連づけて考えたくなってしまった。

 

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Lyra(リラ)