仙人草の咲く庭で

犬と一緒に散策する里山スケッチ。自然界のさまざまな存在や、見えない世界へと誘われる心のスケッチ、モノローグ

誰そ彼・・・

黄昏時の散歩

空の青、夕焼け色に染まった雲も徐々に色褪せて、

少しずつ闇に融け始める頃。

昼でもなく夜でもない時間に外に出る。

昼間の熱気は完全に去って、

心地よい風が、林から稲刈りの済んだ田へと

吹き抜けていく。

静かな農道に立って、風を受けながら

深く息を吐く。

その日に起きたことの細かなやりとり、

思わぬ出来事から生じた軋轢。。。

目を閉じ、虫たちの声の響き合う中、

自分の中の何がそのようなトラブルを引き起こしたのか

見つめてみた。

彼女と私の中に同じ芽(思い)があったに違いないと

感じる。

自然界に心を向けていたら、心が澄んで

ようやく囚われていた感情から解放された。

誰彼時(たそがれ)のマジック。