仙人草の咲く庭で

犬と一緒に散策する里山スケッチ。自然界のさまざまな存在や、見えない世界へと誘われる心のスケッチ、モノローグ

雪の日の散歩♪

f:id:senninsou_niwa:20210101173642j:plain

林の中を歩く

f:id:senninsou_niwa:20210101173756j:plain

葉っぱに雪

f:id:senninsou_niwa:20210101173957j:plain

ジュリコのおやつ

f:id:senninsou_niwa:20210101174054j:plain

影絵

2021年 オランダ正月元旦。

おめでとうございます。

なぜわざわざオランダ正月と言っているのかといえば、

それはグレゴリオ暦太陽暦)の新年だからという、

自分の中ではただし書きが入る項目だからです。

グレゴリオ暦なんて理屈っぽいと思われるかも知れませぬが、

私は旧暦の方が日本の気候・風土にマッチしていると思うし、

グレゴリオ暦はビジネスライクだと感じるので、

旧暦を大切にしたいと思っているのです。

 

30日の夜更けから雪が降り出して、大晦日に入った深夜には

庭の木々はすっぽりと雪化粧をして、

月は見えなかったけれども、満月の明かりに照らされて

窓から見える庭は幻想的な風景に変わっていた。

晦日の朝の散歩は雪景色の中。

と言っても、道路の雪はほぼ溶けていて歩くのにはちょうどいい。

いつもの道も様変わりしていて、散歩に出る前は寒くて億劫だったが、

一旦外に出てみると、気分もリフレッシュ!

元気が出てきた。

最初の写真は、家からゆるゆると続く坂道を上って数分の林の中。

ヒノキやスギの枯葉で茶色くなった林の道。

枯葉の茶色と葉っぱの緑と雪の白がシンプルで美しい。

2枚目は林の入り口辺りに立っているヒノキの葉っぱに積もった雪。

クリスマスは終わったけれども、生命を象徴する緑(エバーグリーン)と

雪の白さが互いを引き立てあっていて、冬ならではの美しさだと感じる。

3枚目はヒノキの下の土、多分粘土質の土なのだと思うが、

それが我が家の犬の好物で、ここを通るときは必ずと言っていいほど、

この土をクッキーか何かのように食べる。

誰かに教えられたわけでもなく、自然に好んで食べるところをみると、

たぶんミネラル補給とか整腸作用とか何かいいことがあるのだろうと思う。

ヒノキの根元の土は、長年我が家の犬たちが爪で削って食べまくったために

えぐられて、かなり侵食が進んでしまった。

特にジュリコ(13才)はこの土が大好物で、ムキになって食べる。

写真に写った顔も得意げと言うか、「悪い?!」と

不敵あるいは挑戦的な顔をしているようにも見える。

4枚目は林に入る手前の、私が梅の木畑と呼んでいる場所。

畑というほど沢山の梅の木が植っているわけではなく、

梅の老木が4、5本くらい。

雪の上に大きく映っている影は、梅の木ではなく

奥に立っている栗の木の影。

根元が何本かに分かれている立派な栗の木で、いつも散歩の帰りに寄るところ。

(画面奥に少しだけ根元が映っている木が栗の木)

画面の右端に写っている痩せ細った小さな木は、枯れた梅の木。

痩せても枯れても梅は梅ですよ!と言っているかも知れない?(^ ^)