2枚目は家の庭先に勝手に生えて、勝手になっている柿。
夏の初めに急に足腰が衰えて、すぐに腰砕けになってしまう老犬ジュリコを、
時々体勢を整えて立ち直らせながら、柿の木の下まで連れて行って、
そこでジュリコの大好物の柿を食べさせるのが、朝の日課となっている。
柿がまだ青いうちから食べるので、大丈夫なのかな?と思いながら、
でも、結局毎年食べさせているというか、
本人(本犬?)が食べたがるので、本人の意思を尊重している。
最近はあまり柿の実が落ちていないので、わざわざ枝から引きちぎって、
3個くらいは食べさせている。
完熟すれば甘くなって、私たち人間も食べられるはずだが、
ほとんどジュリコが独占していると言ってもいいくらいだ。
まめに世話したりはできないが、自分専用の柿の木を持っている犬って、
結構贅沢なんじゃない?
年取って、体は弱ってきたけど、毎日柿が食べれてヨカッタね、って
自分にもジュリコにも言い聞かせている。
3枚目の花は隣家に咲いているムクゲ(木槿、学名: Hibiscus syriacus)
学名にもある通り、和製ハイビスカスという風情。
秋の花というよりは、夏の暑い盛りに咲く花というイメージが強いが、
写真のムクゲは爽やかな水色の空とよくマッチしていて、
秋にも似合っている。(いつだっていいのかな、花だから)